できるかな
2013/08/18
お盆で実家に顔を出して親父や兄弟と久しぶりに酒を飲んだからでしょうか、ガキの頃からのことをやたらと思い出したりしています。楽しい思い出なんか出てきません。どうしてこんな生き方しかできなかったんだろう。肩ひじ張って、人と競って、勝つこと、優れていることこそが価値であり、中途半端な努力になど何の価値もない!・・・って。
いったいいつまで続くのだろうか。いつまで苦しまなければならないのか。いつまで自分のふがいなさを責め続けなければいけないのか。そしてそもそもそれはいったい何のためなのか。
偶然とは恐ろしいもので、今日ふとつけたラジオで、さだまさし さんが人生の目標について少し語っておられました。彼は若い時から「いい老人」になることが目標だったそうなのです。
なるほどそうか、そうなのですね。彼の理想の老人像と私のそれとは雲泥の違いがありそうですが、うん。それでいい。
これからもあいかわらず肩ひじ張って、人と競い、勝つことと優れていることを求め続けるでしょう。だけどこれからは、そんなふがいない自分自身を「赦す」こともできるのではないかと思います。決して好きな言葉ではありません。少しずつ付き合いを深めていければと思います。