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『風立ちぬ』

『風立ちぬ』

2013/08/24

 失われてしまったものや失ってしまったもの。 ただ一方的に流れる時間の中で失われたものへの郷愁。無力であったがために失った大切な何かと、そのことへの寂寥。 若かった時にはまだ持っていたはずの、失ってしまったことへの絶望と失うことへの恐怖。それでもかまわずさまざまのもの、さまざまな人々、さまざまな事実がただ現れ去っていった。そしてそんな繰り返しの中で失うことへの何かが確実に風化していく。 そんな大切な変化に気づきもしませんでした。  『風たちぬ』を観るまで。


 あの映画を観てからかなり時間がたっています。何とか言葉にしたくても、まさに風を追うようなもので、手がかりも手ごたえもありませんでした。私がくみ出す言葉にはそれを表現する力が足りないのです。


 今夜、「失ってしまった、去ってしまった」美しいもの。そんなものできれば思い出したくなかったけれど。

 だけどその時ふと気がついたのです。危なっかしいながらもなんとなくだけど表現できたと思います。


 伝わらないかもしれません。でもとにかくく文字にして残すことができました。あの映画の中で私が確かに感じた『風』のはだざわりを。


 本当にわけのわからない文章ですいません。

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