夏の風物詩
2016/07/27
さあ、夏休みが始まりました。
1ヵ月以上の長いお休みです。高校生の場合は補習や補講、さらにはクラブ活動も忙しくてお休みなどほとんど実感できない生徒さんのほうが多いのかもしれません。中学生だって負けてはいません。ほとんど毎日部活の練習が入っていて、それに学校行事がいくつか加われば、まとまったお休みはお盆くらいのものでしょうか。そこへ行くと小学生は比較的しっかりと自由時間が取れるようです。
しかしながらこの長い自由時間が曲者ですよね。どうしても生活が不規則になります。「日課表は作ってあってもなかなか実行できない。やらなければいけないことはたくさんあるけれど、何となくその気にならない。だってお休みはまだたっぷりと残っているじゃないか。この程度の課題は土壇場になれば“火事場のなんとか”で片づけてやるさ。冷房の効いた部屋の中でスナックをつまみながら動画を見たり本をパラパラめくったりして、このまま素敵な時間を過ごしていたい。昨夜のお酒が少し宿(のこ)っているので車で出かけることもできない。この暑いのに昼間っから歩いて出かけるなんて考えただけで汗が出る。」と、まあそんなところです
途中から私自身の声なのですが、小学生のそれと重ねても、ほとんど違和感がないのが情けない。しかし情けないままにもしておけませんので、実はこの夏はある目標を立てました。私の場合、目標というものは毎回掛け声だけに終わるものなので、「無駄なこと」という内なる声も響きますが。それはともかく、「この夏中に100メートルを泳げるようになろう」という壮大にして高尚な目標を設定しました。週に2回のプール通いをスケジュールに組み込み、ゴーグルやスイムキャップの準備も万端です。泳ぎ方もインターネットでチェックして大体のイメージは掴みました。あとは行動あるのみです。
結果のご報告は考えていません。「残念ながら100メートルは無理でした。」ならまだいいのですが、「プールに通うことすらできませんでした。」なんてことになったら格好がつきません。
さて生徒の皆さん、この夏の目標は立てましたか?