Shin塾
お問い合わせはこちら

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力

2019/10/27

大学入試共通テストが迷走しています。英語民間試験の利用法がうまくまとまらないようです。難しい議論をここで展開するつもりはありませんが、そもそもコミュニケーション能力をテストしようというその発想自体私には理解出来ません。

Shin塾が生徒の皆さんに理想として求めるのは、以前にも書きましたが、力一杯努力する人であること、それともう一つは世界中の誰とでも堂々とコミュニケーションが取れる人になることです。コミュニケーション能力が高い人とはどんな人でしょうか?私はこう考えます。

1、 相手の気持ちに寄り添い、素直な気持ちでやりとりができる人

2、 世界中の人からたくさんの話題を聞きたい、世界中に伝えたい人

3、 誰かと一緒にいることが大好きな人

(書いてて気づきました。私とは真逆なタイプですね。― そうか、それでか…)

英語力は無いよりはあった方がいい。でもその程度のものです。

私は公立高校でも英語を教えています。その高校の多くの生徒は受験で英語を必要としません。ですから授業はコミュニケーション能力を高める事を目的にしています。英語でのコミュニケーションではなく、英語の学習を手段として人と人とのコミュニケーションのあり方を伝えたいと思うのです。自分の考えや思いをしっかりと言葉にする(まずは日本語で)、大きな声ではっきり発音する(まずは日本語から)、相手から好感を持ってもらえる話し方をする(まずは日本人に)

英語はコミュニケーションの道具でしかありません。その道具を磨くことを否定するつもりはありませんが、道具さえ磨けば(英語を勉強すれば)コミュニケーション能力が高まるというのは考え違いだと思うのです。

その意味でのコミュニケーション能力をテストで測ろうという発想自体に無理があると思うのです。大学入試であろうと、中学校の定期試験であろうと、英語のテストは昔ながらの「知識を測る」程度のものでいいのではないかと私は思うのですが。

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。