リ・スタートだ。
2020/02/01
ゴーン容疑者の逃走劇、テレビは年明けからその話題で盛り上がっていました。真相は分かりません。でもこれが、本当にゴーン容疑者が自分で計画したとするならば、自分の望むものを手段を選ばず手に入れようとするそのヴァイタリティー、実行力、そして勇気。さすが世界から尊敬を集めるビシネスマン、その底力を見る思いです。でもやっていることは単純に法律違反ですから、誰かの入れ知恵だった場合はピエロですけど。
一方私達は毎日の生活の中で、あまりにも多くのことを簡単に諦めていたりはしないでしょうか。お金がない、時間がない、どうせ俺には才能がない、などなど、自分の夢や願望を思い描く前に、さっさとその不可能性を正当化してしまいます。「大人なのさ」と嘯きながら。そして安易な時間の浪費に惑溺する。でも時々、そんな自分をふと省みたりします。こんな無駄な時間の使い方は金輪際やめようと決意したりします。何かを始めようと立ち上がります。でも大抵の場合は、「どうせ俺には続けられないだろうし、また三日坊主で終わるくらいならやらない方が無駄も生まれないし」そんな風にしてまたあっさりと諦めてしまうのです。
皆さんはもっと自分の可能性を信じてください。失敗を恐れず、次へのステップだと捉えてください。完全に諦めてしまうにはまだちょっと早いんじゃないでしょうか。
崖っぷちで波乱万丈の人生を楽しむのも悪くはありませんが、やっぱり豊かで実りの多い人生を送りたい。それならば、妥協のない理想を思い描き邁進する決意を固めよう。そしてその場合に正しく諦めなければならないものは何なのか、犠牲にしなければならないものは何と何なのか。本当に諦めなければいけないのか、犠牲に耐えられるのだろうか。失敗しないための準備と、失敗した時にもう一歩踏み出せる覚悟はあるのか。
「よし、大丈夫。」
これ、いったい何度目だろう。でもとにかく、もう一度スタートだ。