はじめ半分 その2
2020/03/17
今回は前回の続き、はじめ半分の第2章です。
前回は最初のステップ「~は」=「~です」の形についてお話ししました。“Be動詞”の文章の基礎の基礎ですね。
なるべく小難しい話は避けて通りたいのですが、場合によってはやはりそうもいきません。今回どうしても知っておいてほしい言葉は「主語」と「補語」です。主語とは何かな。「~は」にあたる部分がその「主語」です。では補語とは何か。『=「~」』の形の「~」の部分が補語で、文法的な説明をあえてすれば、「前の名詞を叙述的に説明している部分」です。まあ軽く読み飛ばしておいてください。また、前回は“Be動詞”の”is”だけを使って練習しましたが、Be動詞は主語の人称や文章の時制によって形が変わりますよね。”is”を使うのは主語が3人称で単数であり、時制が「現在」のときです。ちなみに1人称は”I”と”we”だけ、2人称は”you”だけ、そのほかの森羅万象ありとあらゆる全てが3人称です。
さてこれから“一般動詞”の説明に入っていきますね。これら“Be動詞”と“一般動詞”の英語の中でのすみわけをはっきりさせることができれば、皆さんの英語力の向上は約束されたも同然です。でも、英語を苦手としている生徒さん達にとってはなかなか手ごわいようです。小中学生で英語の勉強を始めたばかりの皆さんはここから先を読み進める前にまず、塾や市販の問題集で“Be動詞”をしっかり学んでください。その際、“Be動詞”は「=」を表すのだということだけは忘れないでね。
ちなみに高校生の皆さん、後に詳しく述べますがこの稿では、“進行形”と“受動態”も“Be動詞”の文章として扱います。
ともあれ次回、一般動詞についての説明を進めますが、そこでも「3人称」という言葉が一つのキーになります。
はじめの一歩、2つ目のステップは「~は」「~する」「~に(を)」の形です。