「当たり前」を守る
2021/04/02
春になれば桜が咲く。開花予想日がニュースになり、満開の日曜日には大勢の人が鑑賞を楽しむ。一方で全くニュースにもならないけれどタンポポも咲く。当たり前すぎてほとんど話題にもならないけれどちゃんと咲いている。
桜の開花のようにみんなが心待ちにする当たり前もあれば、タンポポのようにあまり話題にならない当たり前もある。こうして毎年春を迎えてきた。
だけど今年は少し違う。あって当たり前のものが本当は決して当たり前ではないんだってことを、このコロナ禍で私たちは学んだ。来年も再来年も30年後も、話題にもならない当たり前がやっぱり話題にならない当たり前のまま続いてほしい。
ふと思いついてSDGsの、17個の目標を久しぶりに、今、読んでみた。これでいい、「当たり前」に「当たり前」であってもらうための行動を一つしたんだ。