英語で金言・名言を読む
2022/09/26
1行目後半の ‘when’ は接続詞で、(時)を表すことが一般的だけれど、この場合は(条件)として訳したほうがいいね。こういうケースは結構あります。2行目の ‘it’ は形式主語。新主語は ‘to feel’~文末の ‘future’ まで。この新主語の中身がちょっと複雑。‘feel’ は5文型をつくっているんだけど、‘not A but B’ 「AではなくB」の構文で、補語が2つあるように見えています。
Shin訳)幸せって何だろう。お金?地位?名誉?若いうちならそれもいいだろう。でも年齢を重ねたある日、お金と地位と名誉の陰で、多くのものを失っていることに気づく。だからこそ信じていたいんだ。失ってきたんじゃなくて、入れ替えてきたのだ、生まれた時からずっと、そしてこれからもきっと。
小生の20代は世に云う「バブル景気」真っただ中で、今の若者たちと比べると、特に小生はイカレポンチの見下げ果てた野郎だったなと、苦々しく思い出す。心配事とか悩み事は“恋愛問題”以外ナシ!おシャレに、爽やかに自分の人生はずっと続くものと疑いもしなかった。まして年を取るなんて。
あれから小生は何を失い何を得てきたのか、そりゃたくさんのものを失ってきただろうし、たくさんのものを手に入れてきたんだと思う。少しばかりとんがって生きてきたドタバタの人生だったし。だけどな~、これからもまだこんなことが同じように続くと考えたらちょっとしんどいな。
余生という言葉があるけど、余生が何も求めないし、失うものも何もない生活なのだとしたら、船を乗り換えるようにそっちへサクッとそちらへ移れないものかな。もう少し流れていった後でいいけど。