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英語で金言・名言を読む

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2022/10/30

Everyone is in favor of free speech. Hardly a day passes without its being extolled, but some people's idea of it is that they are free to say what they like, but if anyone else says anything back, that is an outrage.                Winston Churchill

 

‘in favor of ~’ で「~に賛成する」。’hardly’ は準否定語で否定文を作りますから、 ‘Hardly a day passes’で「一日も過ごすことができない」と訳されます。‘extol’ は「激賞する・絶賛する」という意味の他動詞です。この文脈の中ではやや強すぎるような表現ですね。次の文は ‘some’ から始まるので「~と考える人もいます」と訳します。。

 

Shin訳)何でも自由に表現できることに反対する人はいません。表現の自由なしで私たちはどうやって生きていけるだろう。だけど中にはこう考える人もいます。「私は言いたいことは言わせてもらう、そしてそれに対するあなたの異論や批判は紛れもなく音場の暴力である」と。

 

かなり前ですが、辛坊治郎氏が講演会で「日本という国は世界のトップレベルで言論の自由が保障されている国だ」とおっしゃっていました。公共放送などでは使用が不適切であるとされる言葉はいろいろあるようですが、普段の生活では(道徳上はともかく)特定の表現を使用したことで罰せられることはありません。また先日、氏はラジオ番組の中でこのようなことを述べていました。「その発言がたとえ間違っていても、また不正義に属しているとしても、それが『言論』であるならばあなたがそれを表現する権利を私は命を懸けて守る」と。

ここのところ言論についてのニュースがホットです。悪いニュースとしてはテレビ朝日のコメンテーターの無責任な発言、現職大臣のあいまいな答弁。よいニュースでは野田元総理大臣の安倍元総理大臣への追悼演説の中で強調された、言論による民主主義の発展。そしてまた、アメリカの現副大統領であるカマラ・ハリスさんはその著書 “THE TRUYHS WE HOLD” で、「政治家の発言は方程式でなければならない」と述べています。つまり誰にどのように読まれてもその意図は明々白々でなければならないということです。

ある人の意見に反論するのはよいことだと思うのです。だけれどそれが背景となる理解や根拠を持たない反射的・感情的なものでは、何か薄っぺらいというか、寂しい限りです。

日本人は、その言語の特性なのかもしれませんが議論が苦手のようです。そもそも日本では「議論する」という言葉にマイナスなイメージすらあります。しかし、民主主義国家が世界的には少数派になってしまっている現在、これを守るために私たちは議論する力を磨かなければならないと思うのです。私たちの民主主義を守るために。

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